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軌跡推定による周辺監視用超広帯域車載レーダの研究開発

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【研究背景】

交通事故や交通事故死傷者数の削減のために悪天候や夜間でも周囲の走行車両を検知可能な車載レーダの研究が行われている.近年では走行車両に加え,歩行者や自転車との事故を回避するために従来の車載レーダよりも更に分解能の高い車載用広帯域レーダの実用化が期待されている.しかしながら,従来のFM-CW方式では不要反射波(クラッタ)が多い路上環境下において複数車両や歩行者を正確に検知・識別することは難しいと考えられる.

【研究内容】

超短パルスから各反射波の信号軌跡を推定することによりクラッタの中からの複数車両の分離・識別が期待できる.そこで本研究では,ハフ変換を用いた複数車両とクラッタの一括検知・識別法を提案し,その有効性について実験的に検討している.

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図1 軌跡推定による周辺監視用超広帯域車載レーダの概要

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図2 複数車両識別技術(クラッタ抑圧後に複数車両を検知識別)